この秋、尾道でお茶に出会う、ちいさな旅に出かけてみませんか。
伝統的な茶事は、作法が分からず敷居が高い。
そんな方にも、お茶をの美味しさに触れて頂きたい。
そんな思いで「おちゃのわ」流に自由にアレンジしたお茶会が、
おちゃのわin尾道です。
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■ おちゃのわin尾道
 日 時:10月5日(日) 全6席、各席15人
      ※席数に限りがございます。ご希望の席は、お早めにご予約ください。
      ①13:00〜②14:00〜③15:00〜
      ④16:00〜⑤17:00〜、⑥18:00〜
 場 所:せとうち湊のやど 島居邸洋館 →徒歩約10分→ 今川玉香園茶舗
 料 金:3,500円/ちいさなお料理・食前酒、上生菓子、お茶全4席含む
 問合先:今川玉香園茶舗 TEL:0848-37-3766
おちゃのわの旅の始まり。
まずは島居邸一階で、お茶を美味しくいただくための料理とお酒から。
[季節のちいさな料理] 郷土味かけはし 柿本 孝直
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 七十二候 秋分末候
 「水始涸 水始めて涸れる」
 稲刈りの準備を始める頃、10月5日。
 過ぎ行く夏の名残の素材と、秋の走りの素材を
 小さなお皿に盛り込みます。
 未だ至らぬ料理店ではございますが、一生懸命
 努めさせて頂きます。


次は、島居邸二階の菓子席へ。
[季節の上生菓子] 中屋 前田 光輝
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 昭和11年の創業から78年。
 中屋本舗では日々、あたらしい事に挑戦しております。
 この度は、お客様の目の前で旬の食材を使ったお菓子を
 作らせていただきます。
 五感で季節を感じることができるお菓子を、
 是非お召し上がりください。


続いて、島居邸二階 洋間の煎茶席。
[煎茶席] 温泉流家元 寺本 紫織
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 おちゃのわの旅、最初に出会うお茶は、日本のお煎茶です。
 親しみのある日本茶も、淹れ方ひとつでまったく違う表情を
 見せてくれます。
 ちいさな茶碗に注がれた金色の雫を、一滴ずつ舌に
 落とすように味わう茶。
 「お茶ってこんなに愛しいものだったの」と、
 にっこりしていただけるようなお茶を召し上がって
 いただきたいと思っています。
 「美味しいお茶は心の温泉」


趣きのある坂道をくだり、商店街を通って今川玉香園茶舗の蔵に。
紅茶と台湾茶・日本茶の三種の茶席がございます。空いたお席を自由におまわりください。
[台湾茶] 台湾茶淹れ人 ろびん
[紅茶] 日本紅茶協会認定ティーインストラクター 唯山 慶次
[お茶実験【オリジナル合組茶作り】 今川玉香園茶舗 今川 智弘
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〈写真左/台湾茶〉
 沖縄与那国島から約120kmにある台湾島。
 ちょうど九州ほどの大きさの島は、歴史的・文化的にも日本と繋がりの深いところです。
 清代より台湾に伝わった烏龍茶の製法は、今も受け継がれ、日本統治時代に導入された品種改良等の技術と
 ともに、台湾独自の製茶業・茶文化として発展しました。
 烏龍茶は、茶色くて、苦味のある飲み物という印象を払拭できるようなお茶をご用意してお待ちしております。
〈写真右上/紅茶〉
 尾道紅茶は、港町尾道で親しまれている、紅茶そのものがもつ本来の香りと味わいをお客様にお届けするため
 「新鮮さ」と「品質」にこだわった高級は暗い紅茶です。
 この席では、旬の時期に収穫された最高級クラスのセイロン紅茶を提供させていただきます。
 紅茶大好きな方はもちろん、おいしい紅茶には出会ったことがないという方。
 幅広い皆様のお越しをお待ちしております。
〈写真右下/お茶実験〉
 明治11年に茶専門店となって以来、尾道の方々に高品質で、まじめなお茶をお伝えしてまいりました。
 今回は、代々引き継いできた合組(ブレンド)技術の一端をワークショップで楽しんでいただきあす。
 一緒に全国の単一産地・品種の味を香りをみて、自分の好きな味にブレンドしてみましょう。
 さて、おいしいお茶になるのでしょうか?
 そしておいしいお茶とはどういう意味なのでしょうか?